新型コロナウィルスと紫外線、マンション管理組合の戦い
皆様は新型コロナウィルスが紫外線によって感染拡大を抑制できるという2020年4月21日のコロンビア大学の発表をご存知でしょうか。
アセットライフのリゾートマンション第1号となるこの強羅管理組合のお話しをさせていただきます。
管理組合副理事長よりこの紫外線対策実施の提案が理事会になされ、この度大浴場にこの紫外線ランプの設置を7月理事会で正式に決議したというものです。
8月13日、理事役員諮問機関にて、紫外線ランプ運用について協議し繁忙期となるお盆夏休み期間をモニタリング期間として、紫外線ランプ2基を大浴場に設置することになりました。
紫外線導入については、福岡大学病院でも、「222nm紫外線は人の空間に照射することで、新型コロナウィルスの感染拡大を抑制できる可能性がある」との実験結果の下に、紫外線照射殺菌装置を設置したとインターネットで紹介されていました。
神奈川県箱根町のコロナ陽性患者数は8月13日12時現在で6名となっています。先週、東京では新型コロナウィルス陽性患者が1日400人を超えたとの報道がなされており、今後の箱根町の感染も懸念されています。
このような中、リゾートマンションの目玉商品、これは温泉設備であり、この温泉に癒しを求めて夏休みのお盆初日である8月13日もマンションにはたくさんのお客様がいらっしゃいました。
管理組合の願い、管理会社の思い、それは安心安全な癒し・空間の提供であります。その最たるものがプールを含む温泉設備であると思います。
新型コロナウィルス対策について、館内の手洗い、うがい、マスク使用の励行は当然としても、果たしてそれだけで十分なのか? 館内消毒をするか? 消毒は一過性のものではないか? 他に感染拡大防止策はないか?
このような論議の中、紫外線ランプ導入、こちらに辿り付いたというところでありましょうか。 「人体への影響はないのか」という理事会役員の質問に対して、コロンビア大学の発表に基づくタイマー管理をしながらの運用、暫定ではありますが採用、実施となったもようです。
紫外線による様々なウィルス、細菌の不活性化に取り組む医療機関の調査研究が、新聞ならびにインターネットで多数発表されています。
新型コロナウィルスとの共存、これを前向きに捉え活動する強羅管理組合をアセットライフは支援いたします。
強羅管理組合の紫外線ランプ導入につきましては、社会問題として重要なものとなりますので、箱根町役場観光課と連携をはかりモデルケースとして実施していくこととなりました。管理組合理事会のご指示の下、経過報告を定期的にホームページにて掲載してまいりますのでよろしくお願い申し上げます。