2020/6/24 マンション管理適正化法改正

〜マンション評価(インセンティブ)認定制度導入と資産価値向上の関係

このたびマンション管理適正化法の改正が行われました。

大きな改正点は、
@国による基本方針の作成
A地方公共団体によるマンションの管理計画の認定(インセンティブ)制度
B地方公共団体のマンションに対する管理適正化のための指導・助言
の3点です。

主体は国、地方公共団体で、管理組合の管理計画を積極的に推進する内容となっています。

国土交通大臣が基本方針の策定を行い、都道府県等は基本方針に基づきマンション管理適正化推進計画を作成できるようになりました。

管理組合は、マンションの管理に関する計画、これを管理計画といいますが、この管理計画を都道府県の長に認定を申請できることになりました。

都道府県知事等は、自ら作成したマンション管理適正化推進計画の基準に適合する管理計画を5段階(S A B C D)に認定することができるという仕組みです。

管理組合の管理計画の記載事項は、長期修繕計画、修繕積立金の状況、総会や理事会の定期的な開催が挙げられます。

管理計画の認定はマンションの適切な管理が行われている証となります。皆様のマンションの資産価値の維持向上に最も効果的なものであると思います。

この改正は2022/4/1に施行される予定となっていますので、施行前に長期修繕計画や修繕積立金等の状況を見直しされたらいかがでしょうか。

アセットライフは、このような管理組合の管理計画作成のサポートをいたします。


管理計画の認定導入説明会で管理会社の役割を解く石井社長